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プロバイダー比較 得するADSL・光ファイバーの選び方 > 光ファイバーとは? > 光ファイバーを選ぶポイント
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基本的には、ADSLを選ぶ際のポイントと同じなので、コチラを参考にして頂きたいのですが、光ファイバーを選びの特有のポイントもありますので、この点について書いていきたいと思います。
戸建て・分譲マンション、賃貸マンション・アパートのどちらか?
自分(家族)所有の一戸建て・分譲マンションに済んでいる場合、将来、引越をして家から出て行く可能性は低いので、光ファイバーを一度引いてしまえば、その後に余計なお金(回線撤去費用など)がかかる心配はありません。
しかし、これが賃貸マンション・アパートとなると、後で引越をする可能性が高いですから、光ファイバーが最初から「建物の設備」として設けられている場合を除き、引越時には、自分が部屋に引いた光ファイバーを撤去する工事が必要となります。
光ファイバー回線を撤去する際の工事代金については、初期費用と同額程度の料金がかかる場合も多いですし、引越先で、また新たに光ファイバーを引く手間とお金が発生しますから、負担としては、かなり大きなものになります。
ですから、賃貸マンション・アパートに住んでいる方は、
・ 引越時(解約時)に回線を撤去する時には、いくらかかるのか?
・ 引越先で同じ光ファイバー接続を使う時には、初期費用はいくらか?
この2点について、あらかじめ聞いておくことをお勧めします。
マンションタイプの場合、LAN配線方式・VDSL方式のどちらか確認!
光ファイバーのマンションタイプの場合、マンション内の光ファイバー配線が
・ LAN配線方式 (LANケーブルを使用した配線)
・ VDSL方式 (電話回線用のメタル回線を使用した配線)
のどちらになっているかで、下記のように最大通信速度が変わります。
・ LAN配線 : 最大100Mpbsの通信が可能
・ VDSL配線 : 最大100Mbps・70Mbps・50Mbpsのどれか
ですので、マンションタイプを利用する場合には、申込む前に
・ プロバイダーに配線方式がどちらになっているのか?
・ VDSL方式の場合は、最大通信速度が何Mbps出るようになっているのか?
この2点を確認しておきましょう。
マンションタイプの場合、既に何人の利用者がいるか?
光ファイバーの場合には、同じマンション内での利用者数が多ければ多いほど、料金が安くなります。
ただ、安くなる条件として、一般的に、「同じマンション内において8〜16人以上の利用者がいること」が挙げられているので、自力でこの条件を満たそうと思うと、そう簡単にはいきません。
自分を除いて、同じマンションの住人を15人も勧誘するなんて、そう簡単にできることではありませんからね(苦笑)。
もちろん、大きなマンションの場合、最初から8〜16人以上の利用者がいる場合もありますので、プロバイダーに申込みをする前に、自分が住んでいるマンションに、現在、何人の利用者がいるのか聞いてみることをお勧めします。
そして、既に8〜16人以上の利用者がいるのであれば、光ファイバーの月額料金が安くなっている可能性が高いので、積極的に、利用を検討してみても良いと思います。
マンションタイプの場合、基幹回線の速度と利用者数を聞く
大きなマンションの場合、光ファイバーを利用している人数も、かなりの大人数になると思います。
光ファイバーのメリット&デメリットのデメリット1でも書きましたが、たいていの光ファイバーのプロバイダーでは、「100Mbps〜1Gbps(1000Mbps)の光ファイバー回線を最大32人で共有して使う」という方法をとっています。
つまり…
・ 光ファイバー:最大1Gpbs÷32人=31.25Mpbs
・ 光ファイバー:最大100Mpbs÷32人=3.125Mpbs
・ ADSL :最大:50.5Mpbs÷1人=50.5Mpbs
という状態になり、逆にADSLよりも通信速度が遅くなってしまう場合があるのです。
ですから、マンションタイプで光ファイバーを利用する場合には、
・ そのマンションには、何本の光ファイバー回線が導入されているのか?
・ 導入されている光ファイバーの基幹回線は、何Mbpsなのか?
・ 現在、そのマンション内に何人(何世帯)の利用者がいるのか?
この3点を確かめるようにしましょう。
導入されている光ファイバーの基幹回線が1Gbps(1000Mbps)であれば、最大32人で利用しても、1人当たり31.25Mbpsのスピードが出ますが、光ファイバーの基幹回線が100Mbpsであれば、通信速度は3.125Mpbsしか出ません。
これでは、光ファイバーを使う意味があまりないので、この点は重要です。
初期費用はいくらか?
ADSLの場合には、無料〜数千円で済んだ初期費用ですが、これが光ファイバーとなると、無料〜3.5万円程度と、一気に値段が跳ね上がります。
こうなると、ちょっと簡単には決められない金額ですよね?
ただ、プロバイダーの中には、光ファイバーの初期費用を無料にするキャンペーンや、半額にしてくれるキャンペーンを行っているプロバイダーもありますので、各プロバイダーの「キャンペーンの内容」を確かめることが大切です。
もちろん一番お勧めなのは、初期費用が無料であるプロバイダーです。
IP電話(光電話)が利用できるかどうか?料金はいくらか?
光ファイバー&IP電話で節約でも書きましたが、光ファイバーにプラスして、IP電話や光電話が利用できれば、月々1,522円〜1,785円の料金がかかるNTTの固定電話を利用休止して、電話代を節約することができます。
どうせ光ファイバーを使うのであれば、光ファイバー&IP電話にしてしまった方がお得です。
ですから、光ファイバー接続サービスを提供しているプロバイダーと契約する前に、IP電話(光電話)が利用できるかどうか確認しておきましょう。
そしてもちろん、月額料金や初期費用も忘れずに確認しましょう。
光ファイバー利用開始までの「つなぎADSL」は準備できたか?
光ファイバー開通までの通信手段は?でも書きましたが、光ファイバーを利用する場合には、申込〜利用開始まで、1ヶ月〜3ヶ月程度の日数がかかります。
「光ファイバーが開通するまでには、別にネットは必要ない」
という方であれば、光ファイバーが利用開始になるまでの「つなぎ」は必要ありませんが、学校の課題や仕事でインターネットを利用している方や、趣味としてインターネットを利用している人にとっては、「つなぎ」を準備しておく必要があります。
つなぎとしては、ADSLがベストですが、中には短期間での解約に違約金を設けているプロバイダーもありますので、つなぎのADSLを利用する場合には、この点には気を付けて下さい。
違約金がなければ、光ファイバーが利用開始となった時に、「光ファイバーを使うことにしたので、解約をお願いします」とプロバイダーに連絡すれば、何のペナルティもなく解約できます。
なお、ADSLの解約の流れについては、ADSLプロバイダ 乗換(解約)方法を参考にしていただけると光栄です。
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